2012/07/08 (日)
ASLO(先進陸水海洋学会)とは‥‥
先進陸水海洋学会(Association for the Science of Limnolory and Oceanography)はアメリカ合衆国で設立され、現在では世界58ヵ国に3800名強の会員がいます。会員は北米を除けば日本が最大であり、淡水および海洋に関する学術的課題や環境問題を扱う学会として世界最大です。
ASLO日本大会
2000年より4年に1度ASLO国際会議が開催されるようになり、デンマーク、スペイン、フランスに次いでアジアで初めて滋賀県でこの国際会議が開催されることになりました。国内外から約2000名の研究者や学生が大津市に集まり、最先端の研究発表や議論を活発に行うものです。また、研究者と市民が交流できる場も設置されます。滋賀県や大津市の特性を生かしたイベントやツアーを通じ参加者たちに日本の魅力を余すところなく伝える機会でした。
なぜ琵琶湖で開催なのか?
①琵琶湖は日本最大であり、世界的にも古い湖の一つ、多数の固有生物種を含み海外の研究者も注目
②琵琶湖周辺には水環境に関する研究施設、学術施設が多く存在
③水質汚染、生物多様性の喪失、温暖化の影響など世界の河川・湖沼・海洋が抱える課題の集中的顕在化
④交通の便がよく、周辺には多くの宿泊施設がある